★グリーンメールマガジン No.174★ メキシコ先住民の協同組合が森林農法で育てるコーヒー

    2010年7月26日発行 株式会社フルハシ環境総合研究所
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○

       GMM[Green Mail Magazine] No.174

○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○

*GMMは地球環境問題を前向きに解決し、「緑豊かな」地球を目指すとい
 う意味を込めて、「グリーンメールマガジン」と名付け、皆様に月2回
 お届けする環境マガジンです。
*このメールはお名刺をいただいた方、当社とご縁のある方々へ配信して
おります。このメールが必要のない方は、お手数ですがそのままご返信
ください。

▼INDEX▼ ――――――――――――――――――――――――――――――

【本日の特集】
1.メキシコ先住民の協同組合が森林農法で育てるコーヒー
  猪鹿倉陽子(株式会社フルハシ環境総合研究所)

【お知らせ】
2.当社が新聞に紹介されました!
  [中日新聞]中小企業に対策指南「コスト、CO2削減を両立」

【今日のサンクスボイス】
3.「セミナー運営(環境教育)」でいただいた、「ありがとう」の声

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◆本日の特集◆◇  
1.メキシコ先住民の協同組合が森林農法で育てるコーヒー
  猪鹿倉陽子(株式会社フルハシ環境総合研究所)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

最近ではフェアトレードやオーガニックの製品なども知られるようになり、
環境やCSRに関心をもつ人も増えてきました。

今回は私が学生時代に実習で訪れた、フェアトレードのオーガニックコーヒー
を生産するメキシコ先住民の協同組合の取り組みについてご紹介します。

メキシコの山岳地帯の先住民ナワット族を主な構成員とするトセパン組合では、
コーヒーなどの生産をはじめ、組合員に対する環境教育、独自の金融機関の運
営などが行われています。
拠点はメキシコプエブラ州の山岳地方にあるクエッツァランという町にあり、
約5,300世帯が組合に参加しています。トセパン組合がスタートしたのは1977
年で、生活必需品の慢性的不足と、コーヒー販売において高い仲介料を取る仲
介業者に対抗し、自分たちの暮らしを守り続けていこうと始めた組合運動が最
初でした。現在では、有機コーヒーをはじめ、オールスパイス(香辛料)、マ
カダミアナッツ、シナモンやはちみつなどを生産・販売しています。

世界で最初にコーヒーの有機栽培に取り組んだメキシコですが、盛んに取り組
まれているのが「森林農法(アグロフォレストリー)」です。森林農法とは、
元々ある森林を残したまま、果樹や作物を植えていく農法です。これにより、
さまざまな生物が共生でき、一種類だけではなく多種多様な作物を育てること
ができます。落葉により自然に土壌は豊かになり、農薬や化学肥料を使用せず
に作物を栽培することができます。当然、生物多様性が保全されます。
また、多種多様な作物を育てるので市場価格の変動に対するリスクが軽減され、
比較的安定した経営を行うことができます。

私は組合員の方が経営する農場を見に行きましたが、そこは畑というより、ま
さに森でした。全部で27種類の作物がひとつの農園で栽培されており、生態系
のバランスの中で作物が育っているのだと感じました。また、驚いたことにリ
サイクルも進んでいました。コーヒーの生産段階において発生する廃棄物であ
る果肉から有機肥料を作ったり、蜜を発酵させてアルコールを作るなど無駄が
ありません。トセパンで生産されているコーヒーはメキシコの有機認証である
Certimexを取得しており、フェアトレード商品として販売されています。

生産者の1人が語っていた言葉が、今も忘れられません。
「コーヒーが食卓に届くまでには様々な過程があります。農園で苗を植えてか
ら3年後に収穫できるようになります。コーヒーは家族や鳥などの協力があっ
て作られています。多くの人の手と動物の協力によって作られているので、
そのストーリーを理解している人に届いてほしいです。自然を守りながら作っ
ていることを世界の人たちに伝えていきたいと思います。」と語っていました。

日本は世界で3番目のコーヒー輸入国です。日頃何気なく飲んでいるコーヒー
ですが、このような生産者の想いを受け止めて私たちはコーヒーを選ぶ必要が
あるのではないでしょうか。
みなさんもコーヒーを飲む際にはどんな場所でどのように育てられたコーヒー
なのだろう・・・と思いを馳せてみてくださいね。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆お知らせ◆◇
2.当社が新聞に紹介されました!
  [中日新聞]中小企業に対策指南「コスト、CO2削減を両立」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2010年7月13日に、中日新聞に掲載された当社の新しいプログラムの一部をご
紹介します。

1990年代初頭にオーストリアにて開発されたプログラム「エコプロフィット」。
ウィーン市では、1998年のプログラム開始から10年間で680社がプログラムに
参加しています。着実に効果を生み出すその手法・実績が認められ、EUやUNEP
から先進事例として表彰を受け、現在、EUやUNIDOの予算で国際展開が図られ
ています(インド、韓国、フィリピンなど)。
今回、その日本展開にフルハシ環境総合研究所が、着手することとなりました。

こんなメリットを「エコプロフィット」はうみだします!

・環境取り組みをコスト削減、利益アップにつなげる
・省エネ、CO2削減の結果を出す
・廃棄物の発生抑制、処理、管理を改善する
・EMSでもっと結果を出す
・サービスや効率を改善する
・従業員のモチベーションを上げる
・企業イメージを上げる

ご興味のある方は、どうぞ、お気軽にお問い合わせください。

※掲載記事の全文は、以下からご覧ください。
http://news.fuluhashi.jp/2010/07/post_118.html

■お問い合わせ
株式会社フルハシ環境総合研究所
Tel:052-324-5351 Fax:052-324-5352
担当:古川、奥村(info@fuluhashi.jp)


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆今日のサンクスボイス◆◇
3.「セミナー運営(環境教育)」でいただいた、「ありがとう」の声
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

*「サンクスボイス」は、大切なお客様やパートナーからいただいた
感謝の言葉です。フルハシ環境総合研究所では、みなさまからいただいた
「ありがとう」に深く感謝し、愛される会社を目指します。 *

■エコビジネス入門セミナーの企画・運営■
「エコビジネス入門」というタイトルで、セミナーの企画・運営を行いました。

 対象:行政請負事業、中小企業経営者・実務者向けセミナー 
 実施時期:2008年

●担当者方の感想
 とてもよいセミナーになり、ありがとうございました。
 講師のご講演と環境製品の展示がよかったです。

●当社からのコメント
おかげさまで、満足度95%の大変好評なセミナーでした。
 今回のテーマは「エコデザイン」でしたが、商品開発分野にも
 企業ニーズが強くなっていることをあらためて実感できました。

●セミナー・シンポジウム運営(環境教育)

 最新の環境情報をお届けするセミナー・シンポジウムをコーディネートいた
します。

 行政機関の方であれば
  新たな施策や法令を企業の皆様に伝えたい
  環境経営を広く普及させたい
 企業の方であれば
  社員に最新の環境情報を伝えたい
  最新の動向をつかみたい
 など、 目的・対象・規模・予算に合わせてセミナー・シンポジウムをコー
 ディネートいたします。
 http://www.fuluhashi.jp/ecoedu/seminar.html


お客様から届いた『サンクスボイス』をホームページにて、紹介しています。
 *Thanks Voice
  http://news.fuluhashi.jp/ThanksVoice/
 *今日のサンクスボイス
  http://news.fuluhashi.jp/ThanksVoice/2010/02/post_16.html

◇◆編集後記◇◆―――――――――――――――――――――――――――
トセパンでは、農産物の生産のほかにも女性の自立を目指した日用品販売やト
ルティーヤ(とうもろこしの粉でできる主食)づくり、先住民の文化や知恵を
継承するための環境教育も行われています。まさに自然との共生と先住民文化
を交えたサステナブルな取り組みを実現しています。
今回記事を書くにあたり、実習の報告書を読み返しましたが、メキシコで出会
った人たちにもう一度会いに行きたくなりました。(猪鹿倉)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

▼ご意見、ご質問、お問い合わせは、こちらまでお願いします。
 gmm@fuluhashi.jp

▼本メールマガジンの各種情報の内容については万全を期しておりますが、
その内容を保証するものではありません。これらの情報によって生じたいか
なる損害についても、補償はいたしかねます。

___________________________________
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
【発行】株式会社フルハシ環境総合研究所
【担当研究員】 上原泉
【編集】 船橋康貴

【名古屋本社】
 〒460-0022 名古屋市中区金山1-14-18 金山センタープレイス6F
 Tel:052-324-5351 Fax:052-324-5352
【東京事務所】
 〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西2-8-5 エビス・S&Sウエスト3F
 Tel:03-5728-3413 Fax:03-5728-3414

▼フルハシ環境総合研究所
http://www.fuluhashi.jp/
▼エコモチ(企業人のモチベーションアッププロジェクト)
http://www.ecomoti.jp/
▼エコプロネット(環境付加価値を創造する製品開発支援ネットワーク)
http://www.ecopronet.jp/
___________________________________
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄