★グリーンメールマガジン No.172★ 好物の裏側にある環境問題

    2010年6月22日発行 株式会社フルハシ環境総合研究所
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       GMM[Green Mail Magazine] No.172

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*GMMは地球環境問題を前向きに解決し、「緑豊かな」地球を目指すとい
 う意味を込めて、「グリーンメールマガジン」と名付け、皆様に月2回
 お届けする環境マガジンです。
*このメールはお名刺をいただいた方、当社とご縁のある方々へ配信して
おります。このメールが必要のない方は、お手数ですがそのままご返信
ください。

▼INDEX▼ ――――――――――――――――――――――――――――――

【本日の特集】
1.好物の裏側にある環境問題
  太田千晶(株式会社フルハシ環境総合研究所)

【お知らせ】
2.株式会社フルハシ環境総合研究所10周年記念 経営トップセミナー
  環境時代をチャンスに!利益アップの経営戦略
  ~環境経営の最新情報からコスト削減・CO2削減の事例まで~
  [愛知] 7月21日(水) 主催:株式会社フルハシ環境総合研究所

【講演会・イベント情報】
3.名古屋藤原塾のご案内
  [愛知] 7月8日(木)ほか 主催:フルハシ環境総合研究所
4.セミナー『おいしいコーヒーの経済論「キリマンジャロ」の苦い現実』
  [京都] 7月 2日(金) 主催:NPO法人環境市民/ラジオチーム

【今日のサンクスボイス】
5.「セミナー・シンポジウム運営」でいただいた、「ありがとう」の声

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◆本日の特集◆◇
1.好物の裏側にある環境問題
  太田千晶(株式会社フルハシ環境総合研究所)
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三つ子の魂百までといいますが、昔好んで食べたものというものは先々までも、
味覚に影響を与えるものだと思います。私の両親は共働きで、幼い頃は祖父母
から与えられるおやつが何よりも楽しみでした。特に祖父は、大豆を甘く煮た
ぶどう豆やうぐいす豆といった甘納豆の類を好み、すでに甘いそれらにさらに
砂糖を足して、コトコト煮込み、おやつとして私に食べさせてくれました。祖
父は糖尿病を患い、それらを口にすることはできなくなりましたが、私は今で
もデパ地下などに行くと、ふわふわと甘いケーキの類よりも、豆菓子の方に手
が伸びてしまいます。そして、帰りの電車の中でこっそり食べるのを楽しみに
しています。

また、食卓にも大豆の煮物や、豆乳、豆腐、納豆が多く並ぶ家だったため、私
の豆に対する愛着は、非常に深いものがあります。しかし、そんな日々当然の
ように口にしていた「豆」を取り巻く環境問題を知ったとき、非常に驚きまし
た。

■世界の大豆栽培の現状

USDA「世界の農業生産、世界の貿易(2008)」 によると、世界の大豆の
生産量は、1位アメリカ(72,859千トン)、2位ブラジル(61,000千トン)、3
位アルゼンチン(46,200千トン)で、輸出量もアメリカ、ブラジル、アルゼン
チンが第3位までを占めています。そして、生産量第四位である中国は、輸入
国第1位(37,816千トン)でもあり、自国で栽培していても間に合わないほど
大豆を消費しています。そして、経済成長による食生活の変化で今後も需要が
増加することが予測されています。また、輸入国2位は、EU(27カ国)(15,14
8千トン)、3位は日本(4,014千トン)で、いずれも輸入された大豆のほとん
どが畜産のために使用されています。

中国、日本をはじめ、アジアでは大豆を食用として栽培する歴史が長くありま
したが、アメリカやヨーロッパでは、18世紀に入ってから初めて大豆の輸入が
始まり、当初は搾油用やプラスチック原料など工業用途として利用されていま
した。1920年代からこれらの国々でも食用として活用され始め、その後、畜産
の飼料として使われるようになり、需要量が爆発的に増えました。この世界的
な大豆の需要に応えるために、広大な土地を持つブラジルは大豆栽培を拡大し、
重要な換金作物として積極的に栽培がされています。

しかし、その多くが違法に行われ、アマゾン熱帯雨林破壊の主要因の1つにな
っています。熱帯雨林の破壊に加え、深刻な社会問題も起きています。大豆市
場をアメリカ穀物商社が独占し、大豆農家は負債に苦しんでいるという構図が
生まれたり、違法な森林の皆伐をめぐって暴力が絶えず、治安へも影響を与え
ているそうです。

■日本の大豆栽培

私たち日本人の食卓で重宝されている味噌、納豆、豆腐、醤油などの商品は、
すべて大豆を原料としています。しかし、国内の大豆の自給率は低く、2008年
時点で94%を輸入に依存しています。なんらかの理由で大豆の供給がストップ
した場合、私たちの食卓が崩壊するだけではなく、食文化そのものの存続が危
ぶまれるような状態です。

一方で、スーパーや道の駅で地元産にこだわった豆腐を見かけたり、小学校で
教育の一環として大豆栽培をしたり、食育として学校給食に地元産の豆腐が使
われるなど、地産地消をキーワードとした商品や活動も増えてきました。

企業の事例を紹介すると佐賀県の宮島醤油株式会社は128年間も伝統の味を守
りながら県産の大豆、大麦、米を使った味噌や丸大豆や小麦を使った醤油の製
造を続けています。この企業では、従業員へ技術や食文化を残すための学校を
設立するなどCSR活動にも積極的に取り組み、社内外で活動の場を広げていま
す。NPO法人トージバでは、日本の耕地面積の10%以上あるといわれる遊休耕
地を使って「大豆レボリューション」活動を開始しました。ここでは、大豆の
自給率を上げることを目的に、農家に協力してもらいながら、種まき、収穫、
脱穀から味噌仕込みまでのプログラムを一般市民に提供し、都市と農村をつな
げる活動を続けています。

今回、自分の好物を通してその裏側にある問題について触れました。世界の食
料需要の拡大と、それに伴う食糧危機問題に誰もが不安を持っていると思われ
ますが、何をしたらいいか分からないという人も多いのではないでしょうか。
そこで、まずは自分の好きな食べ物について調べてみることをお勧めします。
知識・情報が多ければ店頭に並んだ食材の中で、自分が最も支持したいと思え
る商品を選ぶことができます。商品は売れなければ市場から退いてしまうもの
です。先々まで自分が食べたいと思い、子どもに食べさせたいと思うものを選
ぶ力をつけるためにも、ご自身の食卓の中身を見つめ直す時間を作ってはいか
がでしょうか。

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◆お知らせ◆◇
2.株式会社フルハシ環境総合研究所10周年記念 経営トップセミナー
  環境時代をチャンスに!利益アップの経営戦略
  ~環境経営の最新情報からコスト削減・CO2削減の事例まで~
  [名古屋] 7月21日(水)  主催:株式会社フルハシ環境総合研究所
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今は100年に一度の大きな変化の時。新しい時代「環境時代」が、すでに訪れ
ています。「環境」をコストとして捉えるのではなく「チャンス」に出来た企
業こそが伸びていく時代です。もはや環境に取り組まないことは機会損失です。
市場開拓や創造のためにも、持てる経営資源を最大限に活用し、戦略的な環境
経営を図る必要があります。環境への取組みを体系的に捉え、戦略的に実行す
るためには、それぞれの取組みが「なぜ必要なのか」「その目的は何か」「ど
のように実施するのか」を整理した上で計画を立てなければ「チャンス」にす
ることは出来ません。

本セミナーは、持続可能な企業づくりのための戦略を事例とワークショップを
交えながらご紹介いたします。貴社の経営戦略の一助となれば幸いです。

<詳細URL:http://news.fuluhashi.jp/2010/06/10.html>

■日時 2010年7月21日(水)14:00~16:30(受付13:30~)
■会場 ウィンクあいち(愛知産業労働センター)12階 1201会議室
  (JR・地下鉄・名鉄・近鉄)名古屋駅より徒歩約2分
 http://www.winc-aichi.jp/access/
■対象 製造業、サービス業の経営層の方々、先着50名様
■費用:10周年記念の特別ご招待!(無料)

<プログラム>
14:00~ はじめに「環境時代をチャンスに!利益アップの経営戦略」
【株式会社フルハシ環境総合研究所 代表取締役 船橋康貴】
14:15~ 第1部「負けない企業づくり」
【株式会社フルハシ環境総合研究所 安田昌之】
15:00~ 第2部「環境経営を伸ばすための手法」
【株式会社フルハシ環境総合研究所 奥村友美】
16:00~ 個別相談会

●お申し込み手続き
下記の情報を申込先のメールアドレスにお送りください。
折り返し、「受講票」をお送りいたします。

受講申込先:info@fuluhashi.jp
※メールタイトルを「7月21日セミナー申込み」とご記載ください。
****************************************************
貴社名:
TEL:
FAX:
所在地:〒

ご出席者(1社、2名までご参加いただけます)
(1)ご芳名
  ご所属・役職
  E-mail:
(2)ご芳名
  ご所属・役職
  E-mail:
***************************************************

●お問い合わせ・照会先
株式会社フルハシ環境総合研究所(http://www.fuluhashi.jp/)
〒460-0022名古屋市中区金山1-14-18金山センタープレイス6F
Tel:052-324-5351 Fax:052-324-5352
担当:太田、奥村(info@fuluhashi.jp)

■個人情報の取り扱いについて
ご記入いただきました個人情報は、当社の「個人情報保護方針」および
「個人情報保護方針について」
(http://www.fuluhashi.jp/privacy.html)に従って適切に取り扱います。

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◆講演会・イベント情報◆◇
3.名古屋藤原塾のご案内
  [愛知] 7月8日(木)ほか  主催:フルハシ環境総合研究所
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経済、金融、政治、外交、社会、文化の幅広い分野に関する『最新の時事問
題』と『リーダーシップ』と『経営』に関する話題を取り上げて藤原直哉氏が
解説します。最新の時事問題を取り上げます。

講師:藤原直哉氏
シンクタンク藤原事務所を主宰、独立系シンクタンクとして「経済・政治・国
際情勢・組織のリーダーシップ」に関する独自の分析を行っているほか、小田
原市遠山郷でロハス体験学校の主催、コンサルティング、社内教育、講演、執
筆活動を行っている。
全国10箇所で「藤原塾」を開催している他、NHKラジオ等にレギュラー出演し、
時局分析を行うなど、世界トップクラスの経済アナリストとして活躍中。著書
に「繰り返す世界同時株大暴落―自民崩壊・生活壊滅の時代」(あ・うん)、訳
書に「実践リーダーシップ学」(万来舎)などがある。

■日時:2010年 7月8日(木) 16:00~18:30 (15:30受付開始)
■講師:藤原直哉氏 (シンクタンク藤原事務所 所長)
■会場:ローズコートホテル3F
    地下鉄上前津駅1番出口すぐ
    http://www.rosecourthtl.co.jp/company.htm
■食事交流会: 18:45~20:30
    会場:メルローズ(ローズコートホテル1F)
   参加費:実費4,000円程度

■今後の開催予定■
2010年
9月2日(木)・11月4日(木) 
2011年
1月21日(金)・3月10日(木) 

■お申込み方法
氏名、御社名、お役職、E-mail、TEL、FAX、参加希望日をご記入の上、
(info@fuluhashi.jp)へお送り下さい。
講演メディアをご注文の方は、ご住所をお知らせ下さい。
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■主催・お問合せ
名古屋藤原塾事務局(株式会社フルハシ環境総合研究所内)
担当:岩田、杉浦、蛯原

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4.セミナー『おいしいコーヒーの経済論「キリマンジャロ」の苦い現実』
  [京都] 7月 2日(金) 主催:NPO法人環境市民/ラジオチーム
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コーヒーの全世界での1日あたりの消費量は約20億杯にもなり、石油に次ぐ
取引規模を誇る国際商品です。しかし、コーヒー農家に支払われる代価は低く、
多くの農家が困窮しています。私たちは「おいしいコーヒー」にお金を払い続
けているのに、なぜこんなことがおこるのでしょうか?コーヒーをもっと深く
味わうために知っておきたい事実と私たちにできること、一緒に考えてみませ
んか。

■講 師:辻村英之さん(京都大学大学院農学研究科准教授)
■日 時:2010年7月2日(金)午後6:30~8:00(午後6:15~受付)
■会 場:知る、感じる、つながる 多目的カフェ かぜのね
     TEL/FAX 075-721-4522  http://www.kazenone.org/
     出町柳駅(京阪出口6、叡電)より徒歩1分
     ※自転車は、駅前駐輪場に預けてください。
■参加費:500円(当日受付にて)  
■定 員:30人(要申込、先着順)
■申込み:6月29日(火)までに、お名前、ご住所、電話番号、メール、FAX、
     交流会への参加希望の有無を以下のメールかFAX、電話でお申し込
     みください。

■お問合せ:特定非営利活動法人 環境市民
       〒604-0932 京都市中京区寺町二条下る呉波ビル3階A
        TEL 075-211-3521 FAX 075-211-3531
        URL:http://www.kankyoshimin.org/
        E-mail:radio@kankyoshimin.org

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◆今日のサンクスボイス◆◇
5.「セミナー・シンポジウム運営」でいただいた、「ありがとう」の声
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*「サンクスボイス」は、大切なお客様やパートナーからいただいた
感謝の言葉です。フルハシ環境総合研究所では、みなさまからいただいた
「ありがとう」に深く感謝し、愛される会社を目指します。 *

■セミナー運営■
管轄する行政区域内の企業に対する環境意識啓発のためのセミナー講師を実施
しました。

業種:行政  実施時期:2008年

●担当者方の感想
お陰様で多数の皆様にご来場いただき、アンケートでは「全体的に時間が足り
なかった。」「もう少し各講師の時間をとって欲しい。」「このようなセミ
ナーをもっと企画して欲しい。」というご要望を頂戴しました。当地域の企業
が環境経営について学びたいという意欲・関心の高さを改めて認識できる非常
に良い機会となりました。
今後、私どもが環境経営の導入促進を図っていく上で、非常に良い一歩を踏み
出すことができたものと感じております。ご講演については、「EPOC、エコモ
チのシステムや活動について共感を得たとともに、当地域においても独自の活
動の場の開設を希望」「別な角度から見た環境について感心した。」「地域で
の人材育成の必要性を感じた」等の声が寄せられ、参加者に非常にご満足いた
だけた模様です。 重ねて御礼申し上げます。

●環境講演/セミナー/シンポジウムの企画・運営
 目的・対象・規模・予算に合わせて講演会・セミナー・シンポジウムを、
 豊富な実績を持つフルハシ環境総合研究所がコーディネートします。
 http://www.fuluhashi.jp/lecture.html

 お客様から届いた『サンクスボイス』をホームページにて、紹介しています。
 *Thanks Voice
  http://news.fuluhashi.jp/ThanksVoice/
 *今日のサンクスボイス
  http://news.fuluhashi.jp/ThanksVoice/2009/12/post_9.html

◇◆編集後記◇◆―――――――――――――――――――――――――――
田植えの為に帰った母方の実家で、久しぶりに甘い食卓を囲みました。酢のも
のや煮物はてかてか光るほどに砂糖やみりんが使われ、冷やしぜんざいは舌が
しびれるほど甘く、その味を「懐かしい」と思う私と「つらい」と訴える夫が
いました(笑)。甘い食事の原材料は祖母が作った野菜、調味料は国産大豆を
使った減塩しょうゆなどを使っています。私もそんな原材料にこだわった食卓
を見習いつつ、減塩ならぬ減糖に努めたいと思います。(太田)
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▼ご意見、ご質問、お問い合わせは、こちらまでお願いします。
 gmm@fuluhashi.jp

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その内容を保証するものではありません。これらの情報によって生じたいか
なる損害についても、補償はいたしかねます。

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【発行】株式会社フルハシ環境総合研究所
【編集】 船橋康貴

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▼フルハシ環境総合研究所
http://www.fuluhashi.jp/
▼エコモチ(企業人のモチベーションアッププロジェクト)
http://www.ecomoti.jp/
▼エコプロネット(環境付加価値を創造する製品開発支援ネットワーク)
http://www.ecopronet.jp/
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