★グリーンメールマガジン No.160★ 中小企業の省エネルギー・省資源最終回!

2009年12月22日発行   株式会社フルハシ環境総合研究所
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         GMM[Green Mail Magazine]  No.160

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*GMMは地球環境問題を前向きに解決し、「緑豊かな」地球を目指すとい
 う意味を込めて、「グリーンメールマガジン」と名付け、皆様に月2回
 お届けする環境マガジンです。

▼INDEX▼ ――――――――――――――――――――――――――――――

【本日の特集】
1.まだまだできる!中小企業の省エネルギー・省資源(後編-事例2)
  古川智美(株式会社フルハシ環境総合研究所)

【お知らせ】
2.ストップ温暖化!愛・知恵の環コンテスト2009にて、
「エコモチ」が「特選」を受賞

3.第14回資源循環ものづくりシンポジウムにて「エコモチ」と
「ピウスチェック」が入賞

4.日独ピウス会議開催報告

【講演会・イベント情報】
5.名古屋藤原塾のご案内     
  [愛知]1月7日(木)ほか 主催:株式会社フルハシ環境総合研究所

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◇◆本日の特集◆◇
1.まだまだできる!中小企業の省エネルギー・省資源(後編-事例2)
  古川智美(株式会社フルハシ環境総合研究所)
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ネットあいち産業情報 環境対策Q&Aに掲載いたしました記事をご紹介いたします。

前回の記事
【前編】http://news.fuluhashi.jp/2009/11/_no158.html
【後編-事例1】http://news.fuluhashi.jp/2009/11/_no159.html

前回から引き続き、企業のマテリアルフロー分析を実施した結果、中小企業に
多くみられた省エネ・省資源の改善ポイントを事例と共にご紹介いたします。


【事例2】品質を重視するあまり最適な資源・エネルギーの投入量を検証して
     いない
要求される品質と納期を守ることは、製造業にとって必須条件ですが、そのた
めに「本当に」必要な資源(原材料やエネルギー)の量とコストは、意外にも
検証されていないケースが見られます。

金属加工業B社では、銅線圧延の工程で酸化を防ぐために窒素ガスを添加して
います。従来、工程内、数箇所にて同量の窒素ガスを添加していました。資源
生産性を見直す過程で、「本当に」必要な窒素ガスの量を検証する中で、要求
品質を満たすために必要な窒素ガスの量を測定してみたところ、いくつかの窒
素ガス添加ポイントで、窒素ガスの添加量を減らす又は添加をやめても品質に
は全く影響しないということが明らかになりました。大きな設備更新をするこ
となく500,000m3/年の窒素使用量削減、約700万円/年のコスト削減が実現され
たのです。

この事例だけ見ると、なぜ必要ない箇所についても必要以上の量の窒素添加を
行っていたのか、不思議に思われる方も多いかと思います。
しかし、品質を重視するあまり、「不良を出すよりも少し位過剰品質の方がマ
シ」といった、製造現場の方々も多いのではないでしょうか。この様な状態の
時に品質に全く影響しないムダな資源・エネルギーをロスしていることが多い
のです。

【事例3】水にまつわるコスト意識が薄い
多くの企業で、「水は工業用水を使っているから、タダみたいなもの」、「水
にコストはかかっていない」という言葉を耳にします。しかしながら実際に生
産工程で使われる水の量と水に関わるコストについて分析を行うと、コスト削
減の可能性が潜んでいるケースが多く見られます。
 
金属加工業C社の事例を紹介しますと、マテリアルフロー分析をした結果、社
内で見えていた水にまつわるコストは、上水+工業用水使用料700万円/年でし
た。 廃水処理にかかる費用を算出すると水使用料と同額の700万円/年が費や
されていました。つまり、水にまつわるコストは1,400万円/年なのですが、水
のコストとして意識していたのはその1/2のみでした。水にまつわるコストと
は、水の購入費のみならず、水処理に必要な化学薬品や電気代なども含まれま
す。水の使用量を減らすことにより、これら関連のコスト削減にもつながるの
です。

コスト意識が薄いと、使用量の管理も甘くなる傾向にあります。水にまつわる
コストは、従来見えていたコストの2倍であったという数字を目の当たりにし
て、C社は水の使用量の管理を改善し、水の使用量削減に着手されました。

まとめ
多くの中小企業では、省エネ・省資源の余地が大いにあります。見逃しがちな
ポイントをもう一度チェックしてみましょう。社内の人材のみでの取組みが難
しい場合は、外部の専門家の助言やサポートを受けられることをおすすめしま
す。


* 本原稿はネットあいち産業情報に掲載された原稿「まだまだできる!中小企
業の省エネルギー・省資源」をもとに加筆修正したものです。

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◆お知らせ◆◇
2.ストップ温暖化!愛・知恵の環コンテスト2009にて、
「エコモチ」が「特選」を受賞
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環境省温暖化対策「一村一品・知恵の環づくり」事業の一環である「ストップ
温暖化!愛・知恵の環コンテスト2009」において、地域で展開する温暖化対策
として意義深い活動であるとして「特選」を受賞しました。(2009年11月14日)
メッセナゴヤ会場にて御投票いただいた皆様、ありがとうございました。

特選受賞により、「ストップ温暖化大作戦」愛知県代表として2月13~14日に東
京(ニューピアホール)にて開催される全国大会に出場することとなりました。
その様子も後日ご報告させていただきます。


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◆お知らせ◆◇
3.第14回資源循環ものづくりシンポジウムにて「エコモチ」と
「ピウスチェック」が入賞
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12月11日に行われた資源循環型ものづくり研究会(IMS)主催の「第14回資源循
環型ものづくりシンポジウム」にて、2つの事例発表を行いました。
「エコモチ」は「資源循環型ものづくり研究会会長賞」を受賞しました。また、
フルハシ環境総合研究所と生方製作所様の共同発表で「株式会社生方製作所に
おけるピウスチェックの取組み(マテリアルフロー分析による省エネ・省資源
診断)」は「社団法人中部産業連盟会長賞」を受賞しました。


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◆お知らせ◆◇
4.日独ピウス会議開催報告
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12月17日、とよたビジネスフェア2009の同時開催イベントとして、豊田市とEF
A主催にて第8回日独ピウス会議が開催されました。豊田市内の企業を中心に80
名程度の参加者にご参加いただきました。豊田市長とドイツNRW州環境省次官の
挨拶にはじまり、フルハシ環境総合研究所がEFAと共同でコンサルティングを担
当したPIUS-Check実施企業による事例発表を含め、資源効率の向上によるコスト
削減と環境負荷低減の日独における事例の発表が行われました。

http://news.fuluhashi.jp/2009/12/post_121.html

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◆講演会・イベント情報◆◇
5.名古屋藤原塾のご案内     
  [愛知]1月7日(木)ほか開催 主催:株式会社フルハシ環境総合研究所
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経済、金融、政治、外交、社会、文化の幅広い分野に関する『最新の時事問題』
と『リーダーシップ』と『経営』に関する話題を取り上げて藤原直哉氏が解説
します。最新の時事問題を取り上げます。

講師:藤原直哉氏
シンクタンク藤原事務所を主宰、独立系シンクタンクとして「経済・政治・国際
情勢・組織のリーダーシップ」に関する独自の分析を行っているほか、小田原市
遠山郷でロハス体験学校の主催、コンサルティング、社内教育、講演、執筆活動
を行っている。
全国10箇所で「藤原塾」を開催している他、NHKラジオ等にレギュラー出演し、
時局分析を行うなど、世界トップクラスの経済アナリストとして活躍中。著書に
「繰り返す世界同時株大暴落―自民崩壊・生活壊滅の時代」(あ・うん)、訳書に
「実践リーダーシップ学」(万来舎)などがある。


■日時:2010年 1月7日(木) 16:00~18:30
■会場:ローズコートホテル3F
    地下鉄上前津駅1番出口すぐ
    http://www.rosecourthtl.co.jp/company.htm
■受講料:8,000円(税込み)

■講演メディア:1,000円(税込み) 
 11月5日の名古屋藤原塾の講演メディアをご注文いただけます。
 メディアは、カセット・MD・CD-R(MP3)・CD-R(オーディオ形式)のいずれか
 からお選び下さい。講演後、2週間を目安に郵送いたします。

■今後の開催予定
2010年 3月11日(木)・5月6日(木)

■お申込み方法
氏名、御社名、お役職、E-mail、TEL、FAX、参加希望日をご記入の上、
(info@fuluhashi.jp)へお送り下さい。
講演メディアをご注文の方は、ご住所をお知らせ下さい。

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■主催・お問合せ
株式会社フルハシ環境総合研究所  担当:黒崎、岩田、杉浦
http://www.fuluhashi.jp  E-mail : info@fuluhashi.jp
〒460-0022 名古屋市中区金山1-14-18 金山センタープレイス6F
Tel:(052)324-5351 Fax:(052)324-5352

◇◆編集後記◇◆―――――――――――――――――――――――――――
第8回日独ピウス会議において、私は、PIUS-Checkのコンサルティング担当に加
え、今回の会議の企画・運営を請負い、日独の様々な関係者の橋渡し役をさせ
て頂きました。会議の最後にEFAの方より、有難いお言葉をいただきました。
「日本語、英語、ドイツ語を駆使してこの会議の企画・運営に尽力していただ
いたフルハシ環境総研の古川さんに感謝いたします。古川さんの尽力なしには、
このような会議を成功裏に開催することは不可能でした」
今回の仕事を通して、そしていただいたこの言葉から、自分の働きについて、
高く評価していただけるパートナーやお客様とお仕事させていただく機会の有
難さ、そして感謝の思いを言葉として表現することの重要性について、改めて
多くを学びました。(古川智美)
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▼ご意見、ご質問は、こちらまでお願いします。gmm@fuluhashi.jp

▼本メールマガジンの各種情報の内容については万全を期しておりますが、
その内容を保証するものではありません。これらの情報によって生じたいか
なる損害についても、補償はいたしかねます。

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【発行】株式会社フルハシ環境総合研究所 
【担当研究員】 武田裕子 y-takeda@fuluhashi.jp
【編集】 船橋康貴 y-funahashi@fuluhashi.jp

★名古屋本社の住所が変わりました★
【新住所】〒460-0022 名古屋市中区金山1-14-18 金山センタープレイス6F
 Tel:052-324-5351 Fax:052-324-5352 (電話番号・FAXは変わりません)
【東京事務所】〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西2-8-5 エビス・S&Sウエスト3F
 Tel:03-5728-3413 Fax:03-5728-3414

▼フルハシ環境総合研究所
http://www.fuluhashi.jp/
▼エコモチ(企業人のモチベーションアッププロジェクト)
http://www.ecomoti.jp/
▼エコプロネット(環境付加価値を創造する製品開発支援ネットワーク)
http://www.ecopronet.jp/
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