エコファッションとは何か、エコファッションに取り組むためのヒントについて話し
あうべく、2009年2月20日、名古屋のデザインセンタービル7thcafeにおい
て、エコファッションCafe Part1「キックオフミーティング」(ナゴヤフ
ァッション協会主催)が開催された。参加者は学生、ショップ店員、伝統産業
職人まで多種多様な43名が集まり、パネラーには株式会社エコマコ代表取
締役社長兼クリエイティブディレクター 岡正子氏、ソトコト編集長 小黒一三氏、
ユニー株式会社環境社会貢献部部長 百瀬則子氏(五十音順)を迎え、弊社
の代表船橋康貴がナビゲーターとして会を進めた。第一部では数々のエコフ
ァッションを考える時に重要となるポイントが示され、第二部では熱い本音ト
ークが繰り広げられた。以下にテーマとパネラーの印象的な言葉と参加者の
声を紹介する。
■第一部:トークセッションのテーマ
①「ファッションの地産地消」
②「ファッションと食・音楽・イベントetcとのコラボレーションを考える」
③「思いやり、やさしさ、あたたかさ・・・気持ちのいいライフスタイルの作り方」
■第二部:各パネラーが第一部の最後に提示したテーマに
ついて参加者を交えて意見を交わすワークショップを実施
「参加」(岡氏)
「懐かしい未来」(小黒氏)
「自然との共生」(百瀬氏)
「つながり」(船橋氏)
■パネラーの言葉
岡氏:ブランド名ではなく、自分がどういう生き方をしたいかということを大事
にして、買い手には服を選んでほしいし、デザイナーや作り手には作ってほし
い。地球への思いやりの気持ちは、人に対する気持ちから始まっている。「何
かを活かし合える」「存在意義を感じる」関係を大切にしてほしい。
小黒氏:名古屋のファッションの地産地消を考えた時、地場の歴史や風土を
感じさせる「物語」が一つでも製品に表れていたらよいのでは。各地に今も残
る地場産業の価値を引き出し、上手に伝えるには「物語」を表す言葉がキーに
なる。流行の最先端を追うからエコになっている。みんなが自然に地球環境、
環境問題を考えないですむようなファッション製品を身につけていたファッショ
ンが必要では。
百瀬氏:ライフスタイルを通して「何を着るのか」「何を食べるのか」「何を観る
のか」等一つひとつ選択をしなければならない。その選択にその人なりの生き
方が表れるようなものをお店にそろえ、商売を通して、ものの命を大切にする
ことを伝え、ものへの愛着を育んでいきたい。
船橋氏:今年は文明、ものの豊かさを見直す元年になる。小さなことから一
つずつ始めて、自己意識を芽生えさせよう。みんなの憧れになるようなエコフ
ァッションを名古屋から発信していこう。
■参加者の声
・「エコという言葉のイメージが変わり、より身近なものとしてとらえることが出来ました。」学生/女性
・「ワークショップ参考になりました。もっと多くの時間があると良かったです。」会社員/男性
・「手間をかけて生活するのも大事だと思った。人それぞれエコの思いって違う。そういうのをコミュニケーションする場が必要だと思いました。」会社員/女性
・「多様な価値観を持つ方々との接点を持て、大変意義のある時間を過ごすことができた」会社員/男性
・「環境とライフスタイルの関連性について参考になった。参加型セミナーは「エコ」を意識付けるのに非常に有用だと思う」その他/男性
担当:岩田
