2009年9月8日発行 株式会社フルハシ環境総合研究所
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GMM[Green Mail Magazine] No.153
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*GMMは地球環境問題を前向きに解決し、「緑豊かな」地球を目指すとい
う意味を込めて、「グリーンメールマガジン」と名付け、皆様に月2回
お届けする環境マガジンです。
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【本日の特集】
1.幼児期の原体験と環境教育
黒崎亜由美(株式会社フルハシ環境総合研究所)
【おしらせ】
2.「エコモチ」が中日新聞、中部経済新聞に掲載されました
3.フルハシ環境総合研究所 採用情報
【講演会・イベント情報】
4. 田んぼ国際環境教育会議2009
[山梨]10月31日(土)~11月1日(日) 主催:日本環境教育学会
5.中国環境ビジネス交流ツアー
[中国江蘇省]11月1日(日)~4日(水) 主催:愛知県
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◇◆本日の特集◆◇
1.幼児期の原体験と環境教育
黒崎亜由美(株式会社フルハシ環境総合研究所)
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木漏れ日や川のせせらぎ、鳥の声など、自然に触れると感動し、心が穏やかに
なる瞬間が誰にでもあるのではないでしょうか。自然を大切に、環境を守りた
いという気持ちはこうした感覚がもとになって生まれてきますが、これは幼児
期の「原体験」がベースになっていると言われます。
「原体験」とは、その人の価値観の形成や成長の過程に深く関わるもので、特
に幼児期はできるだけ身近な自然に触れる機会を多くし、本物の自然の美しさ、
不思議さなどを全身で感じ取る体験を持つようにすることが大切だとされてい
ます。
しかし、最近ではこの「原体験」の機会が、自然環境の減少やテレビ・ゲーム
の普及による家庭環境の変化とともに失われていく傾向にあります。そんな時
代だからこそ、バーチャルな世界ではなく、リアルな世界を体験する「原体験」
の機会を大人が意識的に創出し、教育の場を増やしていくことが必要であると
感じています。
幼児の環境教育のねらいについては、まだ明確にされていない現状があります
が、幼稚園教育要領によると、幼稚園教育は幼児の発達の側面から、「健康」
「人間関係」「環境」「言葉」「表現」の5つの領域にまとめて編成されてい
ます。その中の「環境」の領域では「周囲の様々な環境に好奇心や探究心をも
ってかかわり、それらを生活に取り入れていこうとする力を養う」と示され、
ねらいとして、以下の3つがあげられています。
1.身近な環境に親しみ、自然と触れ合う中で様々な事象に興味や関心を持つ
2.身近な環境に自分からかかわり、発見を楽しんだり、考えたりし、それを
生活に取り入れようとする
3.身近な事象を見たり、考えたり、扱ったりする中で、物の性質や数量、文
字などに対する感覚を豊かにする
また「事例で学ぶ保育内容<領域>環境」によると、子どもは自然環境を敏感
に感じ取るが、保育者がこの意味を見出さず、共感しようとしなければ、子ど
もの学びは深まらないと示されています。
つまり、ただ自然と触れ合う機会を作るだけでなく、自然環境に教材の価値を
見出し、保育に活かす感性が保育者には求められるのです。
先日、そうした保育者を養成することを目的とした環境教育研修にスタッフと
して参加させていただきました。プログラム体験を通してプログラム企画と実
施のポイントを学び、園庭でできる自然体験プログラムを自分たちで企画し、
受講者を園児に見立てて模擬実施するという内容のものでしたが、毎日幼児と
接している保育者ならではの発想で企画されたプログラムそのものがおもしろ
く、さらに模擬実施の中での柔らかい語りかけや、注意の引き付け方について
の技術はさすがプロだと感心する点が多々ありました。ここで出来たプログラ
ムは、今後各園で応用し、活用することができます。
こうした保育者を対象とした研修は、とても意義のある取り組みである一方で、
なかなか広く展開されていない現状があります。では、現在こうした教育が広
がらない問題点はどこにあるのか、さまざまな理由が考えられるとは思います
が、その解決のヒントが、先日(8月26~28日)弊社で企画・運営した「平成21
年度環境教育リーダー研修基礎講座(主催:環境省、文部科学省)」にあった
ような気がしています。この研修は、地域、行政、学校、企業など各主体がつ
ながることで環境や持続可能な社会を切り口に新しいコトやモノが生まれるこ
とをテーマに実施したものですが、それぞれの主体がつながるきっかけが少な
いという課題、それに対してお互いの持っている素材(ヒト、モノ、カネ等)
をうまく活用すれば様々なコトを実現できる可能性があることを参加者に感じ
ていただくことができました。
幼児教育においてもまさに同じことが言えると思います。家庭では家庭の役割、
地域には地域の役割、そして家庭と地域をつなぐ幼稚園・保育園だからこそで
きる教育、役割があります。また企業という立場からも、これまでの小学生以
上を対象とした環境教育に加え、幼児を対象とした環境教育のニーズを把握し
展開することで、社会との新しい関係構築に発展するかもしれません。
未来を担う子どもたちのために、「原体験」の機会をどう創出してあげられる
のか、持続可能な社会づくりのために、どんなつながりを持ち、どんなコトを
生み出していくのか、可能性は様々にあるように感じます。
参考資料:「幼稚園教育要領解説 文部科学省」、「事例で学ぶ保育内容<領
域>環境 萌文書林」
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◆お知らせ◆◇
2.「エコモチ」が中日新聞、中部経済新聞に掲載されました
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フルハシ環境総合研究所が運営する「エコモチ」が、中日新聞、中部経済新聞
に掲載されました。
[中日新聞 2009年9月4日] 企業に好評「エコモチ」環境に良い行動で社会貢献
http://news.fuluhashi.jp/pdf/090904Chunichi.pdf
[中部経済新聞 2009年9月3日] ポイント貯めて社会貢献 フルハシ総研「エコモチ」
http://news.fuluhashi.jp/pdf/090903ChubuKeizai.pdf
■企業人のエコ・モチベーションアッププロジェクト「エコモチ」
エコモチは、日常生活で社員一人ひとりが実践出来る様々なエコ・アクション
メニューから、自らのレベルや関心に合わせてマイメニューを作成し、実践で
きたかどうかをボタンクリックで申告するという企業向けWEBシステム。社
員のエコ・アクションを「見える化」する画期的な仕組みです。
申告されたアクションの数に応じて「シード」という単位のポイントが社員に
発行され、シードは環境保護、貧困撲滅、教育支援、医療支援などの活動を行
う12のNPO/NGOに社員の希望で分配、寄付されます。寄付金は企業負担。
エコモチの始まりは、2007年1月に異業種企業のCSR・環境担当者たちによるコ
ンソーシアム(共同研究体)を立ち上げたことから始まりました。社内エコポ
イントの仕組みについて様々な議論を重ね、Webシステムの形で具体化させ、
2007年12月より正式にスタートしました。
これまでに累計で約60社が導入しています(体験利用含む)。
http://www.ecomoti.jp
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◇◆おしらせ◆◇
3.フルハシ環境総合研究所 採用情報
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当社・東京事務所でパート・アルバイト1名を募集中
⇒詳しくはこちら http://news.fuluhashi.jp/104/
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◆講演会・イベント情報◆◇
4.田んぼ国際環境教育会議2009
[山梨]10月31日(土)~11月1日(日) 主催:日本環境教育学会
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日本環境教育学会主催の本会議は、今年3年目の最終年となります。
今年は、アジア6カ国はじめ国内から多数のゲストを迎えての開催です。
「田んぼ」「環境教育」「生物多様性」「日本的自然観」「持続可能な社会」
といったキーワードに興味のある方・実践されている方、是非ご参加ください。
■日時:10月31日(土)13:00~11月1日(日)16:30
■場所:山梨県清里高原 清泉寮 新館
■定員:150名
■対象:主催・共催・後援団体関係者を含むNGO/NPO、各教育機関、
企業、農家、市民など「田んぼ」「環境教育」に興味のある方
■費用:22,000円~25,000円(参加費・保険料・1泊3食付)
■主催:日本環境教育学会
■共催:(社)農村環境整備センター、(財)キープ協会、NPO法人田んぼ
■後援:(申請中) 環境省、農林水産省、(社)日本経済団体連合会自然保護協
議会、世界銀行
(財)世界自然保護基金ジャパン、(社)日本環境教育フォーラム、
(財)日本自然保護協会、(社)農山漁村文化協会、山梨県北杜市
生物多様性農業支援センター
■協賛:株式会社アレフ、キャノン株式会社、積水化学工業株式会社、株式会社
損害保険ジャパン、
大成建設株式会社、宝酒造株式会社、三菱電機株式会社、ヤンマー農機
販売株式会社
■詳細URL:http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsoee/meet/symposium2009.html
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■お申込み・問い合わせ先
財団法人キープ協会 キープやまねミュージアム
〒407-0311 山梨県北杜市高根町清里3545
worldtanbo@keep.or.jp
TEL/FAX 0551-48-3577
実行委員長:湊 秋作
事務局:鳥屋尾(とやお)・饗場(あいば)
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◆講演会・イベント情報◆◇
5.中国環境ビジネス交流ツアー
[中国江蘇省]11月1日(日)~4日(水) 主催:愛知県
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昨年10月に経済連携に合意した中国江蘇省において、愛知県下の企業が環境・
省エネ関連分野でビジネスのきっかけを得ることを支援するため、県の企画に
より、江蘇省政府の協力も得ながら現地で商談会を開催するとともに、現地企
業や汚水処理施設の視察を行います。
中国での環境・省エネ関連ビジネスの展開を検討している企業関係者にとって
は、中国の環境ビジネス事情を把握する機会となります。
この他、中国最大級の工業博覧会「中国国際工業博覧会」のうち、環境技術と
設備展の視察も行います。
■日時:11月1日(日)~4日(水) 3泊4日
■場所:中国江蘇省
■定員:15名(先着順)
■対象:愛知県内に事業所を有する企業関係者等
■費用:Aコース:154,000円 Bコース:162,000円
(燃料サーチャージ代・空港利用料・お一人様一部屋利用料含む)
■申込締切:9月30日(水)
■視察企画:愛知県 産業労働部産業立地通商課
環境部環境政策課
■後援:東海日中貿易センター
■旅行企画・実施:JTB中部法人営業名古屋支店
■詳細URL:http://www.pref.aichi.jp/0000026836.html
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■問い合わせ先
愛知県産業労働部産業立地通商課
アジア経済連携グループ 担当 宮嵜、高見
内線 3397、3398
直通 052-954-6377
E-mail: ricchitsusho@pref.aichi.lg.jp
愛知県環境部環境政策課
企画・広報グループ 担当 宇都木、福永
内線 3015、3019
直通 052-954-6210
E-mail: kankyo@pref.aichi.lg.jp
■お申込み先
株式会社JTB中部 法人営業名古屋支店
江蘇省企業団 係
〒460-0002 名古屋市中区丸の内1-17-19
電話:052-211-6703、FAX:052-211-6412
◇◆編集後記◇◆―――――――――――――――――――――――――――
爽やかな空気が感じられる季節になりましたね。気がつけばもう秋です。
今年は10月3日(土)が中秋の名月だそうです。
土曜日ですので、家族団欒でゆっくりお月見するのもよさそうですね。
月見のお供え物といえば、月見団子とススキのイメージがありますが、供えた
ススキを家の軒に吊るしておくと一年間病気をしないという言い伝えがあるそ
うです。
(黒崎亜由美)
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▼ご意見、ご質問は、こちらまでお願いします。gmm@fuluhashi.jp
▼本メールマガジンの各種情報の内容については万全を期しておりますが、
その内容を保証するものではありません。これらの情報によって生じたいか
なる損害についても、補償はいたしかねます。
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【発行】株式会社フルハシ環境総合研究所
【担当研究員】 武田裕子 y-takeda@fuluhashi.jp
【編集】 船橋康貴 y-funahashi@fuluhashi.jp
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Tel:052-324-5351 Fax:052-324-5352
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▼フルハシ環境総合研究所(HPリニューアルしました!)
http://www.fuluhashi.jp/
▼エコモチ(企業人のモチベーションアッププロジェクト)
http://www.ecomoti.jp/
▼エコプロネット(環境付加価値を創造する製品開発支援ネットワーク)
http://www.ecopronet.jp/
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