2009年7月23日発行 株式会社フルハシ環境総合研究所
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GMM[Green Mail Magazine] No.150
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*GMMは地球環境問題を前向きに解決し、「緑豊かな」地球を目指すとい
う意味を込めて、「グリーンメールマガジン」と名付け、皆様に月2回
お届けする環境マガジンです。
▼INDEX▼ ――――――――――――――――――――――――――――――
【本日の特集】
1.省エネルギー法の規制強化はコスト削減の絶好のチャンス!
古川智美(株式会社フルハシ環境総合研究所)
【お知らせ】
2.ソニーグループで1万人規模の「エコモチ」キャンペーン実施
株式会社フルハシ環境総合研究所
【講演会・イベント情報】
3.勉強会「カーボンフットプリント」「LCA」
[愛知]7月30日(木) エコプロネット共催
4.「資源効率向上でコスト削減!」
[愛知]8月20日(木) エコプロネット共催
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◇◆本日の特集◆◇
1.省エネルギー法の規制強化はコスト削減の絶好のチャンス!(後)
古川智美(株式会社フルハシ環境総合研究所)
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前回、省エネルギー法の規制強化を絶好のチャンスと捉えて、省エネとコスト削
減を実現するためには、外部の専門家(コンサルタント)を入れて、改善手法及
びその費用対効果を明確にすることをお勧めしました。
これは、多くの場合に費用対効果は充分に見込めるからです。今回は、当社が手
がけた、資源生産性診断の事例を2つ紹介します。
●事例1
・金属部品製造業
・年間電力使用量:4,600万kWH/年(約5億9,000万円/年)
【省エネルギー診断の結果】
1.コンプレッサーの効率化
切削機械などに使用しているコンプレッサーの配管の効率改善により、14台使用
していたコンプレッサーのうち、3台を停止。
・年間費用削減額:96万円/年
・投資額:10万円
・償却年数:0.1年
・エネルギー削減量:75,000kWH/年
2.廃熱の利用
焼鈍炉から600℃で取出される金属材料は、次工程に行く前に室温まで冷却し
ており、その廃熱は従来工場内に放熱していた。この廃熱を利用して焼鈍炉に
投入する前の材料を予熱することにより、炉内での熱処理時間を短縮すること
ができる。
・年間費用削減額:160万/年
・投資額:100万円
・償却年数:0.6年
・エネルギー削減量:127,000kWH/年
合計.年間費用削減額:256万
エネルギー削減量:202,000kWH/年
※2については、提案した改善が実施された場合の見込み。
この企業では、既に長年にわたってコスト削減や省エネ活動に取組んでいました
が、外部の目が入ることにより、社内では見落としていた観点に気づくことがで
きたとのことです。社内では、当たり前だと思って見過ごしていた工程に実はム
ダが潜んでいることに気づいていただきました。また、廃熱を工場内に放熱して
いたことに対し、その熱量計算と対策にかかる費用対効果の計算を行ったことに
より、どれだけのコストをかけて対策をとれば、どれだけの効果が期待できるか
ということを明確にすることでき、対策がとりやすくなったとの事です。
●事例2
・食品加工業
・年間重油使用量:1,200kl/年(6,000万円)、
年間電力使用量:313万kWH/年(3,600万円/年)
【省エネルギー診断の結果】
1.廃熱利用
食品を茹でる工程で発生するオーバーフローの熱水を捨てていたが、これを熱交
換器により廃熱を回収。この廃熱を使って新たに投入する水(17℃)を予熱する
ことにより、茹で釜を加熱する重油の使用量を削減。
2・段取り換えの間も茹で釜へ新たな水(17℃)が追加投入されていた。この追
加水投入をバルブコントロールで自動化することにより、段取り換えの間の、水
使用量を削減し釜を加熱する重油の使用量を削減。
・年間費用削減額:250万円/年
・投資額:290万円
・償却年数:1.15年
・エネルギー削減量:584kWH/年
・重油削減量:48,000L/年
・水の削減量:4,000t/年
※削減効果及び効果金額は提案した改善が実施された場合の見込み。
この工場では、日常の生産管理(納期と品質管理)に取組むことに手一杯で、そ
れ以外の改善については、人手・時間不足などの理由からなかなか着手すること
ができていない状況でした。外部の専門家のサポートで、生産のために使ってい
る水や原材料、エネルギーの量を工程ごとに分析することにより、削減可能なム
ダが見つかりました。外部のサポートを借りることにより、自社内だけでは手が
まわらない様な改善活動に着手することができました。
まとめ
経済状況が厳しい昨今に、省エネまではなかなか手がまわらないとおっしゃる経
営者の方々も多いことでしょう。しかしながら、生産が忙しく、エネルギーの使
用量が多い時ほど、省エネ等の新しい取組みに手がまわらないものです。この規
制強化をきっかけに全社で使用しているエネルギー総量の把握と省エネ取組みに
着手することをお勧めします。設備更新のための投資に対する補助金などの支援
策も行政機関から各種用意されています。この機会に省エネ取組みの費用対効果
を明確にすることにより、コスト削減のチャンスとして経営強化につなげてみて
はいかがでしょうか。
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◆お知らせ◆◇
2.ソニーグループで1万人規模の「エコモチ」キャンペーン実施
株式会社フルハシ環境総合研究所
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フルハシ環境総合研究所がすすめている「エコモチ」が、2009年6月29日より、
ソニーグループ全体を対象にキャンペーンスタートしました。
キャンペーンは6週間に渡ります。目標参加者数は10,000人、削減CO2の目標は
200トンを掲げていましたが、キャンペーン半ばにさしかかった2009年7月17日
現在、参加者数が既に約15,000人を超え、CO2削減量が約110トン、さらにコス
ト削減額では約300万円となっており、ソニーグループ社内で熱い盛り上がりを
見せています。
「エコモチ」は、「パソコンを省エネモードにした」「会議室の照明を確実に消
した」「階段を使った」など、会社生活の中で一人ひとりがこつこつと実践でき
るエコ行動メニューを、毎日Web上チェック申告することで、実践者にポイント
が付与されるものです。貯まったポイントはNGOの活動支援に寄付できます。
全国紙である毎日新聞にも取り上げられるなど(2009年6月29日朝刊)、今年は
「エコモチ」に熱い注目が集まっています。
エコモチHP http://ecomoti.jp/
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◆講演会・イベント情報◆◇
3.勉強会「カーボンフットプリント」「LCA」
[愛知]7月30日(木) エコプロネット共催
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■内容
第1部 カーボンフットプリント最新情報
講師:社団法人産業環境管理協会 製品環境情報事業センター所長:壁谷武久氏
製品単位でのCO2排出量の削減を目指すカーボンフットプリント制度の概要
と各企業及び業界等の取組など最新情報について紹介する。
第2部 見える化への第一歩、
「環境性能の見える化」と「LCA(ライフサイクルアセスメント)」
講師:社団法人中部産業連盟 生産革新事業部 コンサルタント:南山賢悟氏
環境適合を進めるためには製品の環境性能を見える化することが第一歩です。
見える化のために何をすればよいのか。CO2排出量などの環境性能を計るひと
つの手法であるLCAを、事例等を交えて解説する。
■日程 2009年7月30日(木)13:30~16:00
■会場 株式会社コボ 会議室
名古屋市昭和区川名本町2-58-4(地下鉄御器所駅1番出口より徒歩7分)
http://www.cobodesign.co.jp/contact.htm
■参加費 無料
■定員 30名
■対象 経営者、環境・開発部門担当者
■主催 東海ものづくり創生協議会「環境適合ビジネス研究会」
■共催 エコプロネット
■申し込み
株式会社コボ(担当 村松)
TEL052-763-7166 FAX052-763-7169 E-mail: ecobiz@cobodesign.co.jp
以下、いずれかを選択いただき、お名前、会社名、電話、FAX、
メールアドレス、ご質問等をご記入の上、E-mail: ecobiz@cobodesign.co.jp
もしくはFAX:052-763-7169へご連絡ください。
※ご参加される方は、できる限り東海ものづくり創生協議会「環境適合ビジネス
研究会」へご登録をお願いします。
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■問い合わせ
エコプロネット事務局 株式会社フルハシ環境総合研究所 (担当:奥村)
TEL052-324-5351
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4.「資源効率向上でコスト削減!」
[愛知]8月20日(木) エコプロネット共催
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■内容
資源効率向上でコスト削減!
講師:株式会社フルハシ環境総合研究所 古川智美氏
モノづくりにおける資源エネルギーのムダを省く、すなわち資源効率をあげることで
コスト削減、環境配慮につながる。このムダをいかに減らすかの考え方や手法のい
くつかを事例を交えて紹介する。
事例発表:株式会社生方製作所(名古屋市/インターナルモータープロテクター、
感震機等製造販売)
三惠工業株式会社(三重県鈴鹿市/イス製造販売)
■日程 2009年8月20日(木)13:30受付、14:00~17:00 17:30~懇親会
■会場 株式会社コボ 会議室
名古屋市昭和区川名本町2-58-4(地下鉄御器所駅1番出口より徒歩7分)
http://www.cobodesign.co.jp/contact.htm
■参加費 無料
■定員 30名
■対象 経営者、環境・開発部門担当者
■主催 東海ものづくり創生協議会「環境適合ビジネス研究会」
■共催 エコプロネット
■申し込み
株式会社コボ(担当 村松)
TEL052-763-7166 FAX052-763-7169 E-mail: ecobiz@cobodesign.co.jp
以下、いずれかを選択いただき、お名前、会社名、電話、FAX、
メールアドレス、ご質問等をご記入の上、E-mail: ecobiz@cobodesign.co.jp
もしくはFAX:052-763-7169へご連絡ください。
※ご参加される方は、できる限り東海ものづくり創生協議会「環境適合ビジネス
研究会」へご登録をお願いします。
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■問い合わせ
エコプロネット事務局 株式会社フルハシ環境総合研究所 (担当:奥村)
TEL052-324-5351
◇◆編集後記◇◆―――――――――――――――――――――――――――
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▼ご意見、ご質問は、こちらまでお願いします。gmm@fuluhashi.jp
▼本メールマガジンの各種情報の内容については万全を期しておりますが、
その内容を保証するものではありません。これらの情報によって生じたいか
なる損害についても、補償はいたしかねます。
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【発行】株式会社フルハシ環境総合研究所 URL:http://www.fuluhashi.jp
【担当研究員】 杉浦泰葉 y-sugiura@fuluhashi.jp
【編集】 船橋康貴 y-funahashi@fuluhashi.jp
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▼エコモチ(企業人のモチベーションアッププロジェクト)
http://www.ecomoti.jp/
▼エコプロネット(環境付加価値を創造する製品開発支援ネットワーク)
http://www.ecopronet.jp/
▼ReSTEP(企業×企業の環境コミュニケーションサイト)
http://restep.zttc.or.jp/
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