2009年7月9日発行 株式会社フルハシ環境総合研究所
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GMM[Green Mail Magazine] No.149
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*GMMは地球環境問題を前向きに解決し、「緑豊かな」地球を目指すとい
う意味を込めて、「グリーンメールマガジン」と名付け、皆様に月2回
お届けする環境マガジンです。
▼INDEX▼ ――――――――――――――――――――――――――――――
【本日の特集】
1.省エネルギー法の規制強化はコスト削減の絶好のチャンス!
古川智美(株式会社フルハシ環境総合研究所)
【講演会・イベント情報】
2.「環境管理者育成塾」の受講生募集
[愛知]8月25日(水)~ 主催:株式会社豊橋キャンパスイノベーション
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◇◆本日の特集◆◇
1.省エネルギー法の規制強化はコスト削減の絶好のチャンス!
古川智美(株式会社フルハシ環境総合研究所)
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ネットあいち産業情報 環境対策Q&Aに掲載いたしました記事をご紹介いたします。
Q.「省エネ法改正」という言葉を最近耳にします。当社は、食品加工業を営ん
でいます。「省エネ法改正」は、当社と関係するのでしょうか?エネルギーの
使用量は、本社・第一工場で、重油500kl/年、電気80万kWH/年、第二工場で重
油700kl/年、電気100万kWH/年です。
A.ご質問ありがとうございます。省エネルギー法は、2006年の改正に続いて、
近年2度目の改正となります。改正のたびに規制強化されるため、事業者は注意
しなければなりません。今回の変更内容は温暖化対策として事業者の出すCO2排
出量を減らすことを大きな目的にしています。これまではエネルギー使用量が
大きい工場・事業場が対象でしたが、改正後は企業単位の管理となり、全ての
事業所を合算したエネルギー使用量が対象となるため、多くの企業が新たに規
制対象となるのです。
新しい省エネ法ではエネルギー使用量が企業全体で1,500kl(原油換算)であれ
ば行政への届出等が必要となります。
さて、ではご質問いただいた企業様が改正省エネ法の新基準で対象となるか、
確認してみましょう。電気使用量、重油使用量を原油換算し、全ての拠点を合計
します。
[原油換算]
本社・第一工場:重油500kl(504kl)+電気80万kWH(206kl)
+第二工場:重油700kl(706kl)+電気100万kWH(253kl) =合計:1,673kl
すると、合計1,673klとなりエネルギー使用量の合計が1,500kl/年を超えるため
改正省エネ法の対象となります。
他の企業様でも以下URLのフロー図や先の計算フォーマットをもとに、一度チェッ
クしてみてください。
http://www.aibsc.jp/nsj/04kankyou_qa/090601_01/index.shtml
今回改正される省エネ法を簡単にまとめると次の通りです。
・改正省エネルギー法は2010年4月に施行されます。国への報告は2009年4月~
2010年3月のエネルギー使用量が対象となります。
・規制対象:
企業全体で年間1500kl以上のエネルギー(原油換算)を使用する事業者。
・対象企業は以下の取組み義務を課せられます。
1.エネルギー使用量を企業単位で国へ届け出て、特定事業者の指定を受ける
2.エネルギー管理統括者とエネルギー管理企画推進者を選任する
3.エネルギーの使用状況などの定期報告書や中長期計画書の提出する
4.企業全体としてのエネルギー管理体制を推進する
法令遵守(コンプライアンス)ですから、うっかり忘れていた、知らなかった
では済まされません。今から体制づくりや準備が必要です。
この様な規制のタイミングでは、2つの対応のパターンが見られます。一つは最
低限の対応で規制をやり過ごそうとする後ろ向きな対応。もう一つはこれを良
い機会と捉えて、会社を改善・発展させる取組みにしてしまおうとする前向き
な対応です。
みなさんには、この規制強化を絶好のチャンスと捉えて、前向きに対応して頂
きたいと思います。私が中小企業様の工場や事業場の現場を拝見すると省エネ
ができそうなポイントがいくつも見えてきます。省エネのポイントとは、つま
りお金をドブに捨てているのと同じですから非常にもったいないと感じます。
省エネとコスト削減を実現するためには、省エネ診断や資源生産性診断(※)、
マテリアルフローコスト会計など既に様々な手法があります。当然、社内での
自助努力は必要ですが、それだけでは発見できないポイントがいくつも潜んで
います。そんな時には、外部の専門家(コンサルタント)を入れて、改善手法
及びその費用対効果を明確にすることをお勧めします。多くの場合、費用対効
果は充分に見込めます。
※「資源生産性」とは、事業活動において使用する原材料・燃料・用水等の資源
についてその投入量(input)に対する生産性(実際に製品となる割合)のこと
です。資源生産性を高めることは、より少ない資源投入からより多くの製品を
生み出すことになり、コスト削減、省エネや廃棄物発生抑制などに繋がります。
詳しくはこちらの記事を参照ください。
「資源効率の高い生産~マテリアルフロー分析という環境経営手法について~」
http://www.aibsc.jp/nsj/04kankyou_qa/080601_01/index.shtml
次回は、当社が手がけた、資源生産性診断の事例を2つ紹介します。
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◆講演会・イベント情報◆◇
2.「環境管理者育成塾」の受講生募集
[愛知]8月25日(水)~ 主催:株式会社豊橋キャンパスイノベーション
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※以前からご案内しておりました「環境管理者育成塾」の開催日時および実践
講義内容が変更されました。
(株)豊橋キャンパスイノベーションでは豊橋技術科学大学と協力し、経済産業
省から委託を受けて「環境管理者育成塾」を開講し、その受講生を募集します。
本講座は、環境と経営の両立を目的とし、課題解決のキーパーソンとなる環境管
理者及び環境技術人材を育成するために、環境マネジメントシステムから環境配
慮設計まで幅広い内容のカリキュラムをご用意しました。
技術者向けには、設計段階で最適化する環境配慮設計の手法や素材・エネルギー
についても学習し、経営層向けには環境と経営の両立可能な戦略立案や環境活動
の在り方が学習できます。さらに、トピー工業(株)、中部電力(株)などにお
ける実践教育をご用意しました。
○詳しくは「環境管理者育成塾」ホームページ
http://www.kktci.co.jp/ikuseijuku.html
■日時:平成21年8月25日~12月11日 9:30~17:30
※上記期間中 1回/週程度の頻度で開講
■費用:90,000~140,000円(税別)
※受講料は減額の予定があり、決定次第連絡させていただきます。
■場所:豊橋技術科学大学・名古屋駅前イノベーションハブ
豊橋技術科学大学豊橋駅前 サテライト・オフィス・トピー工業(株)
※開催日、講座内容により会場は異なります。
■対象:経営層、中堅管理者、及び中堅技術者
■定員:25名(定員になり次第、募集を締め切らせていただきます)
■内容:
<座学>
・管理者・技術者のための地球環境概論
・環境経営システムの構築(理論と実践)
・企業の社会的責任(CSR)のマネジメントと地域コミュニケーションの手法
・環境に配慮した設計方法 ・エコデザイン(LCA、MFCA)の実践
・環境経営と戦略的な投資の決定手法について 他
<実践>
・トピー工業の金属リサイクルの実際
・中部電力の環境への取り組みに学ぶ 他
■お申込: 下記の申し込み内容を記載の上、E-Mail(chukaku@kktci.co.jp)へ
平成21年8月18日(火)までに、送信してください。
・企業名・所在地・氏名、所属・電話番号、FAX番号・メールアドレス
・他の参加者の氏名、所属
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■お申込方法・問合せ先
とよはしTLO(豊橋キャンパスイノベーション)人材育成G
担当:兒玉(こだま)、生田
〒441-8580 愛知県豊橋市天伯町雲雀ヶ丘1-1 豊橋技術科学大学内事業所
Tel:0532-44-1025 Fax:0532-44-1026
E-mail:chukaku@kktci.co.jp
◇◆編集後記◇◆―――――――――――――――――――――――――――
今年の梅雨は、梅雨らしい日が続いていますね。梅雨が終われば、本格的な夏。
そこで今年はオフィスの植木鉢に、アサガオの種をまきました。芽を出したり、
少しづつ成長している様子をみると、ほっと心が和みます。
目指せグリーンカーテン!とまでは難しいかもしれませんが、今から花をつけ
てくれるのが楽しみです。(杉浦)
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▼ご意見、ご質問は、こちらまでお願いします。gmm@fuluhashi.jp
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【発行】株式会社フルハシ環境総合研究所 URL:http://www.fuluhashi.jp
【担当研究員】 杉浦泰葉 y-sugiura@fuluhashi.jp
【編集】 船橋康貴 y-funahashi@fuluhashi.jp
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▼エコモチ(企業人のモチベーションアッププロジェクト)
http://www.ecomoti.jp/
▼エコプロネット(環境付加価値を創造する製品開発支援ネットワーク)
http://www.ecopronet.jp/
▼ReSTEP(企業×企業の環境コミュニケーションサイト)
http://restep.zttc.or.jp/
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