☆グリーンメールマガジン No.140☆

2009年2月20日発行  株式会社フルハシ環境総合研究所
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         GMM[Green Mail Magazine]     No.140

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 *GMMは地球環境問題を前向きに解決し、「緑豊かな」地球を目指すとい
  う意味を込めて、「グリーンメールマガジン」と名付け、皆様に月2回
  お届けする環境マガジンです。
  

▼INDEX▼ ――――――――――――――――――――――――――――――

【本日の特集】
1.市民参画型を目指す都市農業
  加藤千博(株式会社フルハシ環境総合研究所)

【講習会・イベント情報】
2.サプライチェーン省資源化連携促進事業 成果報告会
  [愛知]3月18日(水) 主催:社団法人産業環境管理協会

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◆本日の特集◆◇
1.市民参画型を目指す都市農業
  加藤千博(株式会社フルハシ環境総合研究所)
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「農業体験農園」というものをご存知でしょうか。「市民農園」は聞いたこと
がある方が多いと思います。「市民農園」は自治体などが設置して利用者が
自由に作物を耕作する農園のことです。それに対して「農業体験農園」は農家
が設置する農園であり、農家が耕作の主導権を持ち、経営・管理する農園です。
利用者は園主である農家の指導のもとで、農業を体験することができます。

「農業体験農園」は東京都練馬区から生まれた都市農業の振興と農業の保全に
つながる行政施策です。「練馬方式」と呼ばれるほど成功し、注目を集めて
おり、全国に拡がりつつあります。

都市農業は都市の市街地の中で営まれる農業であり、概して孤立・分散して
います。高齢化や担い手の不足、相続税の問題などから減少傾向にあります。

練馬区の場合、利用者は入園料と作物収穫代金として年額43,000円を農家に
支払います。利用期間は約1年間ですが、5年まで更新することができます。
市販品に負けない野菜を年間20種類以上も収穫することができ、金額にすると
8~9万円分になり、元が取れます。「市民農園」の場合は、自分で資材や
肥料を用意する必要がありますが、「農業体験農園」であれば、その準備も
農家がやってくれる手軽さがあります。

農家の経営にとってはどうでしょうか。練馬区にある農園の一つである「大泉
風の学校」の場合、25区画が用意されているので、107万5千円の収入になり
ます。苗や肥料、農具などの経費が30万円ほど掛かりますが、差し引き、77万
5千円の収入になります。農家にとっては市場価格に左右されない安定した
収入が見込めます。

農園では園主である農家が栽培指導の講習会を週末に実施します。利用者は
的確な農業指導を受けることができ、失敗も少なく、野菜づくりができます。
収穫祭や畑でのコンサートなど園主が企画した様々なイベントも行われ、農家
と市民、また市民同士の交流の輪が広がり、地域コミュニティも形成されます。
また、何と言っても都市農業に対する理解も深まります。

都市地域での農地の維持はヒートアイランド現象の緩和にもつながり、環境
問題の視点からも重要です。また、食料自給率の向上の視点からも、都会での
地産地消を促すことも大切です。

これまでの農業では生産者と消費者は分断され、顔の見えない状態が続いて
いました。スーパーでも生産者の顔が入った野菜なども売られるようになって
きましたが、今後は「つくる人」と「食べる人」のボーダーレス化が進み、
「食べる人」自らが安全・安心な食べ物を生産する機会が増えていくでしょう。
また、生産者も消費者の顔が見えるようになれば、農産物のクオリティーを
意識するようになると思われます。「つくる人」と「食べる人」の立場を自由
に行き来することができる時代に移行するのではないでしょうか。

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◆講習会・イベント情報◆◇
2.サプライチェーン省資源化連携促進事業 成果報告会
  [愛知]3月18日(水) 主催:社団法人産業環境管理協会
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http://www.jemai.or.jp/sc/

社団法人産業環境管理協会は、経済産業省の委託を受け中小企業を含むサプライ
チェーン(SC)グループを対象として、生産工程ごとに「ムダの見える化」を
行い、ものづくりの現場におけるリデュース対策(資源投入量の削減等)を支援
する「サプライチェーン省資源化連携促進事業」を実施しました。

下記の通り本事業の成果発表会を開催いたしますので、ご興味のある方はどなた
でもふるってご参加ください。皆様のお越しを心よりお待ちしております。

■日時:平成21年3月18日(水) 13:30~15:30
■場所:キャッスルプラザ 孔雀の間 (〒450-0002名古屋市中村区名駅4-3-25)
■参加費:無料
■対象:ものづくり企業の経営者、製造・開発・環境管理部門等の責任者
    並びに担当者などご興味のある方
■内容: 
 ・事業概要説明 (事務局) 
 ・基調講演(MFCA研究所 代表 安城様)
 ・参加企業発表1(パナソニックエコシステムズ株式会社様)
 ・参加企業発表2(三恵工業株式会社様)
 ・診断員講評(株式会社環境管理会計研究所 取締役 梨岡様)
 ・質疑応答

■その他開催地区のご案内
・3月5日(木):沖縄 ・3月6日(金):福岡 ・3月9日(月):仙台
・3月10日(火):高松 ・3月11日(水):広島 ・3月12日(木):札幌、浜松
・3月16日(月):大阪 ・3月18日(水):東京、名古屋

※本メールでは、名古屋会場について主にご案内いたしましたが、全国10箇所
にて開催しております。詳細につきましてはホームページをご覧下さい。

■お申込:下記メールアドレスにお申し込みください。
 件名「3月18日名古屋会場参加希望」、本文「お名前、ご所属、ご連絡先」を
 ご記入ください。また空き席があれば当日参加も可能です。

※参加証は発行しておりません。応募多数の場合は先着順とし、ご参加いただけ
ない方にはご連絡させていただきます。またご記入いただいた個人情報は、本セ
ミナーの運営に必要な場合以外は使用いたしません。

...................................................................
■お申込方法・問合せ先
(社)産業環境管理協会 SC事業事務局
tel: 03-5209-7708 fax: 03-5209-7716 e-mail: sc@jemai.or.jp

◇◆編集後記◇◆―――――――――――――――――――――――――――
先月、特集記事で取り上げた東京都練馬区の「大泉 風の学校」を訪ねました。
冬場ということで農園は疎らでしたが、お友達同士の家族3組で一つの区画を
借りて、農業体験をしている方々がいらっしゃいました。小さな子どもたちが
土いじりを楽しむ様子は微笑ましく、羨ましいものでもありました。
都会で生活していると、農業をしたくても時間や場所が限られていますが、
いつかは時間と場所を見つけて、取り組みたいと思います。(加藤)

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【発行】株式会社フルハシ環境総合研究所 URL:http://www.fuluhashi.jp
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